Information コラム・お知らせ
2018.12.18
不要な中古ピアノは処分より買取が断然お得な2つの理由を解説
引っ越しや買い替え、子どもが巣立って弾かなくなったなど、様々な理由で使われなくなってしまったピアノ。不要な中古ピアノを片付けるには、不用品回収を依頼したり知人に譲ったりして処分する方法と、専門業者に買取してもらう方法の2つがありますが、よりお得なのは、専門業者に買取してもらう方法です。
今回は、その大きな2つの理由について解説します。
買い取りなら基本的に処分費用0円!数十万の値がつく場合も
ピアノを処分しようと考えた場合、まずは「粗大ごみに出す」という方法が思い浮かぶかと思います。しかし、残念ながらピアノは粗大ごみとしての取り扱いが対象外となっている自治体が多く、特にグランドピアノやアップライトピアノはまず難しいと考えてよいでしょう。電子ピアノは回収可能な自治体も少なくありませんが、その場合でも手数料として2,000円前後かかることがほとんどです。
不用品回収業者に処分を依頼した場合はさらに費用がかかります。一般的な費用の相場としては、
- グランドピアノ:40,000~50,000円程度
- アップライトピアノ:20,000~30,000円前後
- 電子ピアノ:10,000円程度
となっています。
高層階といった搬出しづらい場所の場合はクレーンなどを使用することもあり、費用がさらに高額になる可能性もあります。
また、知人などに譲る場合でも運搬料金は発生します。アップライトピアノは200~250kg程度、グランドピアノは250~400kg程度とかなりの重量があるため、現実的に考えると素人のみでの運搬は困難です。そこで引っ越し業者などに運搬を依頼することになりますが、その場合アップライトピアノを10km圏内に運んだとしても、20,000円前後の料金は発生してしまうでしょう。
一方、専門業者に買い取りを依頼した場合には、基本的に手数料や運搬料金はかかりません。それどころか、数千円~数十万円といった価格で売却できる可能性があります。
製造から30年以内なら古いピアノでも買取してもらえる可能性大
家電製品などがリサイクルショップで買い取ってもらえるのは、製造より5年以内など比較的新しいものに限られるため、同様に「買い取ってもらえるのは新しいピアノだけでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ピアノの場合は製造から30年以内のものは買い取りの値がつく可能性があり、調律できないほどの大きなダメージがなければ、多くの場合買い取り対象となるのです。
ピアノのメーカーや状態、さらには業者によっても買い取り価格は様々ですが、新品の場合と同様、アップライトピアノよりもグランドピアノの方が買い取り価格が高くなる傾向にあります。ただ、電子ピアノについてはそもそも買い取り不可の業者もあるため注意が必要です。
買い取り金額は運搬料金や手数料があらかじめ差し引かれた上での額となるため、基本的にピアノを手放す側がお金を払うことはありません。
依頼から数日で完了するのでとにかく手間がかからない
仮に中古ピアノを粗大ゴミとして処分できたとしても、収集を依頼してから実際に収集に来るまでには数週間かかることも少なくありません。また、知人などに譲る場合にも、引っ越し業者の繁忙期に当たる時期は運搬の予約がなかなか取れないこともあります。
ネットオークションやフリマに出品した場合も配送の手配は全て自分で行わなければなりませんし、出品をしても何ヵ月、何年と売れない可能性もあるでしょう。
買い取りの場合は、このような手間が一切かかりません。
基本的に多くの業者では、Webや電話で伝えたピアノの品番や状態などの情報から査定を行い、作業日を決め、その当日に搬出が行われることになります。
査定の申し込みについては土日や祝祭日でも電話受付を行っている業者が多く、Webであれば24時間申し込みが可能です。
当日の搬出作業も、ピアノを専門に扱っているため非常にスピーディーです。多くの場合30分から1時間といったところでしょう。
また、支払いについては作業日当日にその場で現金支払いの業者もあれば、数日中に銀行振り込みにて対応する業者もあります。業者によって多少の違いはあるものの、多くの場合は査定依頼から支払いまでは数日で完了することがほとんどです。
中古ピアノは処分より買い取りがお得!スガナミ楽器でも無料で買い取り査定が可能
費用面でも時間や労力の面でも、不要になった中古ピアノは買い取りの方が断然お得です。不要になった中古ピアノをどうにかしたいと思ったら、処分することはあくまでも最終手段と考えて、まずは専門の買い取り業者に相談してみることをおすすめします。
スガナミ楽器では一部の場合※を除き、一度決定した査定額が後日変わるようなことは一切ございません。買い取り査定はもちろん無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
※水害や災害によって使用不能な状態の場合など
関連記事
- 一つ前のコラム:マンション住まいでピアノを購入する前に知っておきたい騒音対策4選
- 一つ後のコラム:ジャズピアニスト ビル・エヴァンス が残した繊細で美しい音楽を解説
- 電子ピアノからアコースティックピアノへ。買い替えのタイミングは?
- 知って得する!ピアノの豆知識3選
- 電子ピアノとアコースティックピアノの違いとは?