Information コラム・お知らせ
2018.11.27
発表会で弾きたい憧れの名曲を紹介!
ピアノの発表会の曲を選ぶときは、自分のレベルや好みに合ったものを選ぶのはもちろん、発表会向きの聞き映えする曲を選ぶことも重要です。今回は、演奏者と発表会を見に来たお客さんが楽しめる、発表会向きの名曲をご紹介します。
ブルクミュラー アラベスク
25の練習曲の2番目にあたる曲「アラベスク」は、両手で複雑な演奏をする箇所がなく、16分音符のパートでも片方の手は複雑な動作がほとんどありません。ブルクミュラーのなかでも難易度は低いので、手が小さい女性やお子さまでも挑戦しやすいといわれています。
ベートーヴェン トルコ行進曲
二拍子で一定のリズムで進んでいきます。大きな動きもなく、挑戦しやすいレベルです。ペダルを使わず、可愛らしさ溢れる曲なので、是非お子さんに弾かせてみてください。
シューベルト 楽興の時 第3番
タンタンとリズムで進み、急にペダルを使いダイナミックな響きへ、そして落ち着いて終わるという、弾いて楽しい曲です。
3度の動きがありますので、苦戦するかもしれませんが、この奏法をマスターすると、演奏曲の幅が一気に広がります。
ベートーヴェン エリーゼのために
数あるベートーヴェンの名曲の中でも、特に知名度の高い「エリーゼのために」。
ピアノを始める際に「弾けるようになりたい!」と思った方も多いのではないでしょうか。最初のステップとして、とても入りやすい曲です。
モーツァルト トルコ行進曲
皆さん一度は聴いたこのある曲です。タンタンとした動きと、ダイナミックで華やかな動きがあり、発表会で弾きたい人は多いと思います。
男の子が得意とする曲かもしれませんね。ずーっと弾いていても飽きない曲なので、発表会後もレパートリーとして残してください。
ドビュッシー 月の光
きれいな和音の交わりと、美しく高音を奏でる曲です。聴く人は癒されるに間違いなし。
難易度としては初級レベルなので、最も挑戦しやすいドビュッシーの曲です。
シューマン トロイメライ
とても優雅で落ち着いた曲です。この曲は和音の交わり方が特にきれいなので、ペダリングに注意が必要です。
踏み替えをスムーズにしないと、濁ってしまったり、切れてしまうことがありますが、発表会ホール全体的に響く音色は最高に美しいです。
ドビュッシー アラベスク 第1番
難しそうに聴こえますが、意外と弾きやすいかもしれません。同じ演奏パターンがいくつかありますので、練習しやすいです。
とてもきれいで耳に残る曲なので、発表会にとても合います。
ショパン ノクターン 作品9-2
高音から低音まで、大きな動きがなく、初めてショパンに挑戦する代表的な曲です。
ゆっくりとした動きで、右手を歌わせる曲。弾く人と聴く人が、心地よい気持ちになります。
バダジェフスカ 乙女の祈り
オクターブ奏法が多くあり、弾きごたえのある曲です。
最初からオクターブ(両手)で始まりダイナミックに。中間部分は、手をクロスさせ落ち着いた雰囲気に。全体的に明るい曲で耳に残りますので、発表会に最適な曲です。
ショパン 子犬のワルツ
子どもに人気のある曲で、発表会などでもよく演奏されています。華やかでかわいらしいメロディーと気品のある音色が、聴く人の耳に優しく語りかけてきます。
ショパン 革命のエチュード
クラシック業界で、圧倒的な人気曲。特に男の子に大人気で、革命のエチュードを聴いたのがきっかけで、ピアノを始める人も多いです。早い低音の動きがありながら、右手はオクターブで進んでいきます。とてもカッコいい曲ですが、練習量が必要です。
ショパン 幻想即興曲
子供から大人まで大人気。右手にとても動きがあり、難しい曲ですがカッコいい曲です。時間をかけて、練習してみてください。
ピアノの発表会にそなえて、練習用ピアノを購入しよう
発表会の演奏曲を電子ピアノで練習していませんか?発表会では、アコースティックピアノで演奏するのが一般的です。アコースティックピアノと電子ピアノでは、タッチや音色が違います。発表会を成功させるためには、普段からアコースティックピアノに慣れておくことが大切です。
「アコースティックピアノは値段が高くて手が届かない…」という方は、中古のアコースティックピアノがおすすめです。きちんとメンテナンスされた中古ピアノには、新品ピアノに引けを取らない、質の高いものがたくさんあります。発表会を成功させるためにも、アコースティックピアノの購入を検討してみてはいかがでしょうか?
関連記事
- 一つ前のコラム:小さい手でも弾きやすいピアノ曲は?
- 一つ後のコラム:外装からサイレント機能まで!中古ピアノ購入前にチェックしたい7つのポイント
- 子どもの習い事におすすめ!ピアノがもたらす効果とは
- 都内の進学校にはピアノの授業がある!気になる授業内容は?
- 電子ピアノからアコースティックピアノへ。買い替えのタイミングは?