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2018.03.13

東大生の2人に1人がピアノを習っていた!?ピアノが教育にもたらす効果とは

東京大学に合格する生徒に共通項があるかどうかを調べた結果、東大生は2人に1人がピアノ経験者だという調査結果があります。「ピアノを習うと学力が高くなる」のでしょうか。今回は、ピアノが脳にもたらす効果についてご紹介します。

東大生は100人中、47人がピアノ経験者だった

2016年に、東大生100人に調査した「経験した習い事トップ10」で上位にあがった習い事は、以下の通りです。

  • 1位:水泳(65人)
  • 2位:ピアノ(47人)
  • 3位:英会話(27人)

東大生に経験者が多い習い事に、ピアノがあがりました。その割合は、およそ東大生の2人に1人です。
ピアノは、その他の習い事に比べても特に「脳によい影響を与える」といわれています。東大に合格するほどの学力が身についたのは、ピアノが身近にあったからかもしれません。実際に、ピアノがもたらす効果は、脳科学の面からも効果が検証されつつあります。

ピアノが脳にもたらす効果とは

ピアノを弾くという行為は、楽譜から音を認知し、それを手や指に伝えて制御するという脳にとって高度な情報処理作業ということができます。その作業を教室にいるときだけではなく、自宅でもある程度の量と質の練習として行わなければなりません。幼少期の頃から、毎日ある程度の時間、同じ練習を繰り返すことが脳神経を育てると同時に、忍耐力や学習習慣が身につくきっかけになります。

2000年に発表された論文では「ピアノの稽古は、問題解決能力を向上させる」ということも証明されています。ピアノが脳によい効果をもたらすことを期待して、お子さまにピアノを習わせるご家庭もみられます。お子さまの習い事を検討している場合は、ピアノを始めさせてみてはいかがでしょうか。

ピアノを習い始めるときは

お子さまがピアノを習う際、自宅での練習も必須となるので、ピアノを購入する必要があります。しかし、ピアノは決して安くない買い物。ヤマハやカワイなどよく知られた国内メーカーから、ベーゼンドルファー・スタインウェイ・ベヒシュタインなどヨーロッパ製の最高級品、あるいはアジア製の安いモデルなどなど、何を選んだら良いのか分からないという声も多く聞きます。まずは楽器店に相談してみてはいかがでしょうか。当サイトのコラムも参考にしていただけると嬉しいです。そして様々な選択肢の中に「中古ピアノ」も加え、検討してみてください。

脳によい影響をもたらすといわれているピアノは、東大生の2人に1人が経験しているという調査結果から、その効果が期待できます。ピアノを通して身につく忍耐力や学習習慣は生涯役立つ能力になることでしょう。

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