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2019.02.12
子どもの音感を自宅のピアノで鍛える!トレーニング方法を解説
音感は、幼少期から正しく調律された楽器に触れて、正しい音を聴きながら育つと身につきやすい能力です。
そんな音感を身につけたいなら、ピアノを学びながら<きく>力を育てるトレーニングを受けることがおすすめです。それにはヤマハ音楽教室の幼児科で学ぶことが最もおすすめですが、今回は、自宅のピアノを使って子どもの音感を鍛える練習方法を少し紹介します。
子どもの音感を鍛える4つのトレーニング方法
1.ピアノで単音やメロディー、簡単なスケールを弾いて音高と音程を覚えさせる
子どもの音感を鍛えるためには、まず音それぞれの音高(ピッチ)および音程(インターバル)を理解させなくてはいけません。ピアノで単音や簡単なメロディーやスケールを聴かせたり、弾かせたり、またそれらをドレミで歌わせて各音の音高と音程を覚えさせましょう。
2.ピアノで弾いた音をクイズ形式で子どもに発声させる
またその際に、正確な音を発声させることでも音感が鍛えられます。ピアノを弾いたときに音名(ドレミ)は教えず、子どもに何の音か考えさせてクイズ形式で楽しみながら練習することもできます。
3.運指を見せずに弾いたピアノの音を子どもに再現させる
ある程度弾けるようになったら、運指を見せずに弾いたピアノの音を子どもに聴かせ、子ども自身にピアノを弾かせて再現させましょう。最初は単音から始め、次第にスケールや和音、数小節単位の旋律など、少しずつ難易度を上げてトレーニングを行います。
数小節単位の旋律を間違えることなく再現できる練度まで達したら、子どもに一定水準の音感が身についている証です。初めて聴いた楽曲でも、なんとなくコピーできる精度まで達するケースも少なくありません。
4.正しく調律された楽器を用意して毎日正確な音を聴かせる
音感は先天的な賜物ではなく後天的に身につく能力であるため、ある日突然習得することはできません。子どもの音感を鍛えるためには、毎日正しい音を聴かせることが大切です。
正確な音を聴かせるためには正しく調律された楽器が不可欠。自宅のピアノを使って子どもの音感トレーニングを行うときは、必ず正しく調律されたピアノを用意しましょう。状態の悪いピアノを使って練習していると正確な音感が身につかないリスクがあります。
グランドピアノやアップライトピアノを使用する場合、長年使っていないと調律が狂っているケースがあります。
自宅で長年眠っていたピアノを使う際は、楽器店などに調律を依頼しましょう。
スガナミ楽器ならピアノのメンテナンスも購入も安心!
スガナミ楽器はヤマハ認定の技術者が在籍しており、ピアノの調律はもちろん弦交換やリペアといった各種メンテナンスを安心して依頼できます。またグランドピアノやアップライトに加えて電子ピアノも取り扱っているため、ピアノの購入を検討している場合もぜひご相談ください。
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