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2018.06.12
都内の進学校にはピアノの授業がある!気になる授業内容は?
子どもに習わせたい習い事のひとつに、ピアノがあります。近年では、大人の習い事としても注目を集めています。都内の進学校では、授業でピアノを教えているところもあります。ピアノを弾くと、さまざまなうれしい効果が期待されています。
そこで今回は、ピアノの効果や進学校で実際に行われているピアノの授業内容についてご紹介します。
ピアノのすばらしい効果
ピアノを弾くと、主に以下のような効果が期待できるといわれています。
脳が活発になる
ピアノを弾く行為は、とても複雑です。楽譜を読みながら、もしくは暗譜した上で両手を動かし、右足も異なる動きをします。また、両手の動きも全く異なり、鍵盤を押す強弱やリズムも異なります。このようにすべての動作が複雑だと同時に右脳と左脳も働くことになり、脳全体の活性化につながるのです。
脳全体が活性化すると、記憶力の向上や集中力の向上、運動神経の向上などにも役立ちます。
HQ(人間性知能)の向上
脳科学の研究によると、ピアノはHQの向上にも役立つといわれています。HQとは、人間性知能のこと。一般的知能であるIQではなく、人として幸せな人生を送るための能力を指します。つまり、目的や夢に向かって適切に行動できる「未来志向的行動力」や、思いやりや理性、協調性を持って社会の中で上手く生きていく「社会関係力」などの能力のこと。よい恋愛や社会的成功、幸せな結婚生活を送るためには、このHQの発達が重要と考えられているのです。また、HQの向上は、IQや言語能力の向上、器用さや運動能力の向上にもつながります。
ピアノの授業内容とは
都内にある日本でも有数の進学校のひとつに、授業でピアノを取り入れている学校があります。その学校は、中高一貫校で東大合格者数第1位を誇る名門校として広く知られています。日本最高峰ともいえるその学校が授業にピアノを取り入れたのは、1980年代後半といわれています。
その授業では、主に演奏と創作を中心としたカリキュラムが組まれているそうです。もちろんはじめのうちは音符や休符の書き方、強弱記号、音価など基礎的なものが教えられるものの、和音の構成要素が習得できるようになってからはさまざまな曲を演奏させたり、学年が上がるごとに曲を創作させたりするのだとか。
このように高度なピアノの授業が行われているからこそ、優秀な生徒たちが次々に輩出され続けているのかもしれません。
子どもに賢く、そして感性豊かに育ってほしいのであれば、習い事にはピアノが最適です。ピアノを習うためにピアノを購入するのであれば、経済的な負担が少ない中古ピアノもおすすめです。中古のアコースティックピアノの中にはグランドピアノはもちろん、アップライトピアノもあります。自宅の広さに合わせて、または好みに合わせて選びましょう。
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