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2018.02.13
どう選ぶ?中古ピアノを選ぶポイント
新品よりも価格が安く、購入しやすい中古ピアノ。調律さえ万全であれば音色に変化が少なく安定感もあるため、あえて中古ピアノを選ぶという方も多くいます。とはいうものの、「中古」であるからこそ、購入する際に注意しなくてはならない点もいくつかあるのです。そこで今回は、失敗しないための中古ピアノの選び方についてご紹介します。
メンテナンス状況や音色・弾き心地をチェック
中古ピアノの購入で失敗しないためには、まず、メンテナンス状況をチェックする必要があります。鍵盤やフレーム、ペダルなどの外装や、弦や金属部分などの内装に致命的な欠陥はないかをしっかり確認した上で購入するようにしましょう。また、品番や調律履歴を確認し、これまできちんと手入れされてきたかどうか、音色や弾き心地もチェックしましょう。音色や弾き心地は、ピアノの種類によって異なります。ピアノを楽しむには、音色や弾き心地のよさは欠かせません。そのため、自分好みの音色やタッチのピアノを選ぶようにしましょう。
確認しておくべき4つのポイント
中古ピアノを購入する際に気をつけておきたいポイントはいくつかありますが、そもそもピアノを購入する以前に確認しておくべきポイントもいくつかあります。そのポイントとは、主に4つです。
価格
中古ピアノの価格帯は、販売店の価格設定方法やピアノの状態によってそれぞれ異なります。そのため、スムーズに購入するにはあらかじめ概ねの予算を立てておくのがおすすめです。使用目的や使用頻度などを考慮して、大体の購入予算を立てておきましょう。
環境
ピアノを購入する際、置く場所の周辺環境への配慮も大切です。マンションなどの集合住宅や住宅密集地の場合、周辺住民への音漏れの配慮が必要となります。特に夜間に弾く機会の多い場合は、消音機能付きピアノを選択肢に入れておきましょう。消音機能のない中古ピアノでも、購入時にユニットを取り付けることができる場合がありますので、販売店に相談してみましょう。
サイズ
アップライトピアノの場合、高さ121~131cmのスタンダードサイズからコンパクトサイズまで、ピアノにはさまざまな大きさがあります。せっかくピアノを購入しても、室内に搬入できなかったり、部屋の広さと不釣り合いだったりすると魅力は半減するかもしれません。ピアノを置く場所はもちろん、室内への搬入口や玄関、エレベーターの広さや間口などもしっかりと確認した上でサイズを選ぶようにしましょう。
デザイン
ピアノは存在感のある楽器です。そのため、インテリアにマッチするデザインや好みのデザインを選ぶことも大切です。それぞれのパーツにデザイン性が感じられるタイプもあるため、そういったピアノを選ぶことで部屋をおしゃれに彩ることもできます。
ピアノのある生活を楽しむためにも上記のポイントをしっかりとチェックし、中古ピアノを購入しましょう。
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